せっかく採用動画を作るなら、応募者が増える印象的な内容にしたいですよね。
動画制作にはそれなりの費用がかかりますから、「ありきたりな動画になってしまった…」という失敗を避けたいものです。
そこで今回は採用動画のトレンドと事例を紹介します。
飽きさせない「インタラクティブ動画」
採用動画のデメリットとして、「飽きたらすぐに動画を閉じられてしまう」という点があります。
しかし「インタラクティブ動画」では自分が選んだ選択肢によって動画内容が変わるため、飽きさせません。
一般的な動画とは異なり、記憶に残りやすい点もメリットです。
例えばPHC株式会社では、通り過ぎる社員をタップするとプロフィールが表示されます。
「最近ハマっていること」や「仕事のやりがいとは?」などが確認できるため、親近感が湧きます。
参考:https://mil.movie/interview/3744.html
ミスマッチを防ぐ「座談会形式」
「座談会形式」では社員がさまざまな質問に答えるため、企業風土や職場の雰囲気などを伝えられます。
良い面だけでなく本当のことも話せば、入社後に「思ってた仕事と違った」など早期離職を防ぐ効果があります。
例えば社会福祉法人樹の里の動画では、学生が気になる質問に誠実に答えてくれています。
- 入社後に感じた、入社前とのギャップ
- 福祉業界で働く面白さと、難しさまたは大変さ
- 嬉しかった話
- 就活生へのメッセージ
実際に働いている人の話を聞ける座談会形式は、文字では伝えきれない雰囲気もしっかり伝わるでしょう。
インスタで視聴しやすい「縦型動画」
「縦型動画」は10代・20代の若い世代を採用したい中小企業におすすめです。
InstagramやTikTokをよく視聴する年齢層に向かって、効率的にアピールできます。
特にエンタメ色の強いコンテンツと相性が良いです。
「この会社で働くと、こんな楽しいよ」「こんなイベントがあるよ」といった内容を発信したいときに有効です。
名物社員を紹介すれば「あの先輩と仕事したい」と思ってくれる人も増えるでしょう。
例えば三陽工業ではTikTokで毎日投稿した結果、フォロワー数は5万人、採用活動にも効果が出始めているようです。
まとめ
今回は採用動画のトレンドと事例を紹介しました。
- 飽きさせない「インタラクティブ動画」
- ミスマッチを防ぐ「座談会形式」
- インスタで視聴しやすい「縦型動画」
せっかく費用と手間をかけるなら、就職(転職)希望者の心をつかみたいもの。
自社の魅力を伝えられるよう、トレンドをうまく取り入れてみてくださいね。
動画作成の専門家にさまざま相談してみるとよいですね。
相談だけなら無料ですのでお気軽に。