インドネシアをはじめ、さまざまな国から日本へ働きに来ている外国人労働者を受け入れることで、御社にとってどのようなメリットがあるのでしょうか?
外国人労働者を受け入れることに対してさまざまな不安を感じていると思いますが、メリットもたくさんあります。
そこで今回は、外国人労働者を受け入れる 3 つのメリットを解説していきます。
外国人労働者を受け入れる 3 つのメリット
人手不足が深刻な 145 業種において、2019 年 4 月に新たに創設された「特定技能」は、外 国人労働者の受け入れを可能にしました。
2種類の試験に合格することで取得することができる他に、これまでは難しかった単純作業 を可能にしているのが特徴です。
では、実際に外国人労働者を受け入れると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
人手不足を解消できる
日本人に限ることなく外国人も求人に応募できるようにすることで、求職者の数を増やすこと ができます。
求職者の数を増やすことができれば、これまでは採用に苦戦していた職種でも、求める人材に巡り会える可能性が高まります。
そのため、エンジニアや介護などの専門職や、慢性的に人手不足が問題になっている飲食や宿泊などのサービス業に適していると言えます。
訪日外国人への多言語対応ができる
さまざまな母国語の外国人労働者を雇うことで、日本語だけではなく幅広い言語に対応できるようになります。
新型コロナウイルス感染症の影響で外国人観光客はほぼゼロになりましたが、円安のこのご時世。
今後再び観光客が増えてくる可能性は十分あるので、そのときに対応できるようにしておくこと が可能です。
助成金を利用することができる
- 雇用調整助成金
- トライアル雇用助成金
- 人材確保等支援助成金
- 人材開発支援助成金
- キャリアアップ助成金
- ものづくりマイスター・IT マイスターによる実技指導
など
少なくとも、外国人労働者を雇用することで上記にある助成金を活用することが可能です。
また国だけではなく自治体が独自に実施している助成金もあるので、確認しておくようにしましょう。
まとめ
外国人労働者を受け入れることで、
- 人手不足解消
- 多言語対応
- 助成金を利用できる
という 3 つのメリットがあります。
また、この中にはあげませんでしたが、異なる人種・文化を受け入れる土壌は多様な考え方の基礎となるものです。
今までになかった考え方やものの見方で組織が活性化し、良い影響があるはずです。
ただ、外国人労働者を受け入れるためにはルールがあります。
事前に知っておき、お互いが気持ちよ く働ける職場環境を構築することで、優秀な人材を定着させることができます。